みなさんこんばんはサイコロであります。
みなさまは資産運用や投資をされていますでしょうか。
資産運用や投資を始めている方にもこれからの方にも必ずやお役に立つであろう考え方をご紹介したいと思います。
これは資産運用にのみ通じる話ではなく、副業をお考えの方にもお役に立つ考え方なので是非ご覧いただければと思います。
【副業やギャンブルにも応用できる】資産運用や投資をする上での大切な3つの考え方
4:まとめ
1.誰と戦っているのかを考える
まず最初に考えなければならないのは、「誰と戦っているのか」という話です。
あなたが利益を得るのであれば必ず誰かが損をしないといけません。
「成長産業で誰もが利益を享受できる投資もある」と仰る方もいるかもしれませんが、それでも誰かは損をしています。
そもそもそんな甘い世界をみんなが放っておくでしょうか。
そんな甘い世界であれば、だれが好き好んで情報を漏らすんでしょうか。
うま味のある世界こそ、金をめぐって魑魅魍魎の住む世界になるのが世の常です。
人を損させて儲けることに長けた人がそういう世界にも入ってくるのです。
その損を誰がどのくらい出してくれるのかも、ご自身の取り分を増やしていくためにはとても大事なのです。
自分の力量で誰に損を押し付けられるのかです。
これはギャンブルをする上でも当てはまりますし、参考になるので、ギャンブルの例からご説明していきましょう。
ギャンブルの中で一番有名なものは公営競技やパチンコ・スロットだと思います。
公営競技での還元率がどうかというと、概ね75%というところです。
還元率が75%というのがどういう意味かと言いますと、25%が公営競技を運営している母体(親や胴元)に取られて、賭けている人たち(子)で分け合うのが75%ということになります。
そのため1万円を賭けると、その時点で子の取り分が7500円に減っており、その中で取り合う計算になるということです。
どんなに凄腕のギャンブラーでもそこは覆すことが出来ません。
親の25%の取り分は、子にとって動かせない損失ということになります。
ちなみに公営競技の中で一番有名な競馬の中でも一律に75%という訳では無くて、賭け方によっても違いがあります。
・単勝 80.00%
・複勝 80.00%
・枠連 77.50%
・馬連 77.50%
・ワイド 77.50%
・馬単 75.00%
・3連複 75.00%
・3連単 72.50%
・WIN5 70.00%
と夢がある馬券ほど還元率は低く設定されています。
夢がある=射幸心をあおる と言って良いと思いますが、そう言ったものほど還元率が低く設定されているというのは大事なポイントなので覚えておいてください。
次にパチンコ・スロットを見てみましょう。
パチンコは数値化されにくいので、スロットで考えましょう。
スロットは通常1~6までの6段階の設定を台ごとに行うことが出来ます。
機械割とも呼ばれますが、台ごとの還元率のようなものを店側が設定することが出来る仕組みになっています。
おおむね設定1だと93~95%、設定6だと108~110%と設定されていることが多いです。
そうするとスロットの還元率は93%くらいかなと思われると思いますが、実はもうひとつ仕掛けがあります。
それは交換率というものです。
出玉をもう一度お金に換える時に交換率が色々とあるのです。
スロットのメダルをお店から借りて使用するのですが、借りる時には1000円で50枚を借りるのが通常です。
そして、5枚交換と言われる交換率が等価で50枚をもう一度1000円に換えられるのです。
6枚交換やひどいと7枚交換なんていうお店もあったりします。
6枚交換だと60枚で1000円、7枚交換だと70枚で1000円になります。
6枚交換の場合、50枚で833円になり、7枚交換の場合、50枚で714円になります。
換金する際にそれだけ還元率が低下することになりますので、
・5枚交換 還元率93%
・6枚交換 還元率77.19%
・7枚交換 還元率66.40%
となるわけです。
5枚交換と6枚交換で16%程度の差が、5枚交換と7枚交換で27%程度の差があることになります。
6枚交換や7枚交換だとその分よい設定の台が多いことがほとんどではありますが、それもお店の匙加減です。もしも設定1の台を打ち続けた場合にこんなにも大きい差になるというのは理解しておいた方が良いでしょう。
次はみんな大好き宝くじについても見ていきましょう。
宝くじ=ギャンブルと考えていらっしゃらない方もいるかもしれませんが、れっきとしたギャンブルです。
くじですからね。
宝くじの還元率はどのくらいだと思いますか?
先ほど申し上げた夢のあると感じるものほど還元率が低いというポイントを思い出して予想してみて頂ければと思います。
還元率はなんと驚愕の45.7%です。
公営ギャンブルやスロットよりもはるかに低いのです。
抽選会数が年に数回と少ないため、依存を形成したり問題になる回数が少ないので表面化しないですが、最も割に合わないギャンブルなんです。
一回あたってしまえば勝ち逃げできるギャンブルなので、チャレンジするかしないかはお任せしますが。
ただ、還元率が45.7%のギャンブルであることは知っておいたほうがよいです。
10000円を賭けた瞬間に5430円は運営母体である国の取り分になっているんです。
1枚300円なので10000円賭けることはできませんが。
ここで一旦還元率を振り返ってみます。
・5枚交換スロット 93%
・6枚交換スロット 77.19%
・公営ギャンブル 75%
・7枚交換スロット 66.40%
・宝くじ 45.7%
宝くじを買うというのは7枚交換のスロット店で設定1の台にお金を入れるよりも勝つ見込みの無いギャンブルにお金を投じているのですね。
これは5枚交換スロットを打てば良いと話をしているわけでは無く、誰でも調べれば分かる情報でもこれだけの内容が隠されているということです。
自分の大切なお金を投じる前にきっちりとした調べをすることが必要であるということです。
自分が戦おうと考えている投資や資産運用の場で親の取り分がどの程度なのか、子の取り分がどの程度なのかを考える必要があります。
2.子の取り分を誰と取り合うのか
子の取り分が多い場所であっても、取り分を独り占めするようなプロが多い場合には親の取り分が多いのとあまり変わりがありません。
そのため、子どうしでもどのような相手と戦わなければならないのかもちゃんと考える必要があるのです。
先ほどのギャンブルの例と投資の例を交えてご説明していきましょう。
例えばとあるパチンコ店では子の取り分をどんな相手と取り合うことになるのでしょうか。
近所に住んでいる人が中心で、中には台の情報にも詳しくないような方までいるでしょう。
プロのような人がいたとしても、よっぽどの人気店でもない限り一人や二人いるくらいだと思います。
なので、少し勉強をして戦略を練れば、平均よりも上のレベルに行くのは容易いでしょう。
逆にFXなどの通貨を取引する場合にはどうでしょうか。
全世界から同じ通貨取引が同じように出来ます。
平日であれば24時間取引をすることが出来、国によって参入障壁があるということはほとんどないのです。
巨額の資金が流入していて、それを全世界のプロと全く同じ土俵で取り合うことになります。
ちょっと勉強したくらいでは平均より上に行くというのは困難であるのは容易に想像が付きます。
日本株はどうでしょうか。
全世界からネットを通じて購入することは出来ると思いますが、自国の株式に精通しているが他国のはそこまで詳しくない方は多いと思います。
日本でも日本株をメインに研究している方が多くて米国株に精通している方の数の方が少ないです。
そして、米国株に精通している方は世界にいらっしゃるでしょうが、日本株に詳しい海外の方は少ないのではないかと思います。
FXよりは戦う相手のレベルは下がると思います。
もちろん全く与しやすい相手ではありませんが、世界選手権で戦うよりも日本選手権で戦う方がより良い順位に入れるのは当然ですよね。
不動産投資であれば、さらに範囲は限定されて、株式のように同じ情報にみんなが同じようにアプローチできるわけでは無いので、チャンスはあるのではないかと私は考えます。
ただ、不動産投資の場合には前の章で記載した親の取り分が不透明になりやすいので、そこに注意を払う必要があります。
日本株の方が親の取り分はクリアになりやすいので、どちらで戦うのが勝ち目があるのかは各々の知識量と環境によるでしょう。
戦う相手を見極めて、自分がどのくらい無謀な戦いを挑もうとしているのかは考えましょう。
素人がいきなり世界選手権に参加して結果が残せるのか、日本選手権
3.どこに風が吹いているのか
そして、これはとても大事な考えだと思いますが、
どこに風が吹いているか=どこにお金が流入しているか
を見極めて、そこに参加することは資産運用や投資をする上で非常に重要です。
最も分かりやすい例が、○○バブルと名前が付くような一世を風靡するような流れです。
バブルまで行ってしまうと明らかに加熱しており、実態よりも膨らんでいるということが定義に含まれます。そのためはじける時も盛大にはじけますので注意が必要ですが、良い時期に参入して、抜けることが出来れば一夜にして資産を増やすことが可能になります。
最近だとITバブルや仮想通貨バブルなんかは記憶に新しいですね。
億り人なんていう言葉が誕生するくらいに一夜にして資産が増えた人がいましたね。
そして吹く風はかなり大きく捉えると2種類があります。
以下の2種類です。
① 国が吹かせる風
② 世の流れが作る風
ひとつずつ見ていきましょう。
① 国が吹かせる風
国が吹かせる風なんてあるのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一番わかりやすいのはアベノミクスです。
年金機構が大量の日本株を購入し、日本銀行が異次元の低金利を導入することで、日経平均は2012年12月9000円から7年間で23350円まで2倍以上に上がっています。
あとは私が今いる精神科医療も過去には国が風を吹かせていた経緯があります。
そのため、精神科病床は今かなり多い状況になっており、国としてはそれを削減したいという思惑があります。
そのため今は精神科医療全体は逆風が吹いている産業ということになります。
そもそも医療費の高騰により、国が皆保険のシステムを現状のまま維持することは実質的に不可能なので、医療界全体に逆風が吹いているわけですが。
現在医療費は物価スライドからマクロ経済スライドに変更されるのではないかといううわさもあり、かなり厳しい冬の時代になるのは間違いないでしょう。
今は稼げる医師という職業も10年後にはもしかしたら「かつて高給取りだった職業」と呼ばれる日が来るかもしれません。
国が吹かせる風の方がもしかしたら読みやすくある程度の期間吹き続けるので乗るのが楽かもしれません。
② 世の流れが作る風
こちらは世の流れとして作られていく資金の流入の話です。
どちらかというとこちらの風の方が読みにくく、大きく盛り上がることが多いと思います。
これはITバブル、仮想通貨バブルなんかがありますが、これからだと5GやAI、自動運転などなど話題になっている産業の流れがあります。
5Gだと、これから動画時代ということが言われていて、YouTubeやTikTokと言った動画を用いた広告媒体がさらに利用者を増やしていくだろうということが言われています。
今あるプラットフォームではないものも出てくると思いますので、それにどう乗るかも考えておいた方が良いでしょう。
国が吹かせる風にさらに世の流れが作る風が加わることもあるので、どこに資金が流れていくのかは常にアンテナを張っておくと思わぬ儲けに繋がることがあります。
4.まとめ
今回ご紹介した3つの考え方は
・胴元がどのくらいの利益をとっていくのか
・子の取り分を誰と取り合うのか
・資金が流入してくる分野を見極める
ということになります。
これは資産運用、投資に限らず、ギャンブルや副業においても役立つ考えだと思いますので、是非一度考えてみて頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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