医師による医師のための資産運用サイトのようなブログ

38歳医師のさいころドクターと申します。みなさん資産運用やってますか?上手にやられている方は頑張ってください。これからだよって方とか考えたこともないって方とかうまくいかないなって方はこのブログを見ながら一緒に頑張りましょう。低リスクにこだわり資産運用やっていきます。老後問題もありますから、使えるものは全部使いましょう。使ってないのはただの丸損ですからね。

医者をやめたい、医者を続けていくのがつらい時に読むページ

どうもこんばんはサイコロです。

 

このページに辿り着かれたということは今とてもつらく感じてらっしゃるでしょうか。

たまたまこのページに辿り着かれたというのであれば、良いのですが。

 

もしも、医者という仕事や職場の辛さで、「もう辞めたい」「一度職場から離れたい」と感じているのであれば、多少なりともお力になれる部分があると思いますので、是非この記事を読んでください。

 

医者をやめたい、医者を続けていくのがつらい時に読むページ

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目次

1:病院によって全く環境は違うし、病棟によっても全く違うことがある

2:あなたにこそ医師としての資質があると私は思う

3:逃げ出す手段は手に入れておく

4:自分の責任の範囲を広く考えすぎない

5:医師免許は「つぶしが利く」

6:仕事っていったいなんだろう?


 
 

あなたが医者をやめたい、続けたくないと感じたのはいつからでしょうか。

それは今の職場に来られてからですか?前の職場ではどうだったでしょうか。

初めて働き始めてそう感じている方もいるでしょう。

 

1.病院によって全く環境は違うし、病棟によっても全く違うことがある

 

実は医師の職場環境というのはとても閉鎖的で、病院が変われば国が違うというくらいに雰囲気も環境も異なります。

 

私が最初に働き始めた病院では同じ科の病棟がいくつもあるという、他の病院と異なる特色のある病院でした。

同じ科の病棟であるにも関わらず、病棟毎に看護師さんの雰囲気や指示の出し方や指示箋の書き方まで全てが違っていて、まさに違う文化の国に来たと異動のたびに感じていました。

 

その中で、働きやすい病棟自分が合わない病棟があることも知りました。そして、研修医全員が恐れる病棟、すなわち誰にとっても働きにくい病棟もありました。

環境によっても自分の良い部分が目立ったり、苦手な部分が目立ったりすることも経験しました。自分の能力が合う環境かどうかというのも仕事をしていく上ではとても重要な要素なのです。

 

2.あなたにこそ医師としての資質があると私は思う

 

医者をやめたい、続けるのがつらいと感じている方は、すべからく皆さん責任感が強く、他者のために役立ちたいという思いが強いのです。医師として働くうえで一番必要な資質を持った方しかそう言った真剣な悩みにはぶつからないのです。

 

「私はそうじゃないよ。ただ逃げ出したいだけなんだ」

と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ、逃げ出したいという言葉は責任を意識されている方からしか聞きません。決して無責任ではないんです。

 

本当に無責任な人というのは、責任を意識したことすらなく、自責よりも他罰傾向がとても強いので、自分が悪いなんて感じずに他人のせいにして悠々と過ごしているんです。

私はあなたのような人に医師として働いてほしいと願います。

きっと世の中のほとんどの方はそう感じるのではないでしょうか。

自分が病気になったのならば、あなたに診てほしい。

 

3.逃げ出す手段は手に入れておく

 

でも今このページを読まれるくらいに疲弊し苦悩されているのであれば、一緒に一旦逃げ出す方法を考えましょう。

あなたの人生なんですから、あなたが楽しいと感じるためにあるのです。

 

一旦逃げ出して、また楽しいと思えるようにしましょう。

 

人生は思っているよりも長く、そして人間は忘れることが出来ます。

 

1年前、2年前に今あなたが考えていることを予想が出来ましたか?

1年後、2年後にあなたがどう考えているのかなんて予想が出来ません。

 

今は、暗いトンネルの中に居て、出口の光が見えないと思いますが、必ず出口はあり、そしてそれまでとは全く違う景色が待っています。

暗いトンネルの中で苦しい思いをしていると、いつか光が見えるなんて信じられないものです。

 

一旦仕事から抜け出してまずは人生の楽しみを見つけるのは長い人生を考えれば、あなた自身にとってとても有意義な時間です。

「あなた自身」にとって大切な時間を今よりも増やしていく必要があります。

 

 

4.自分の責任の範囲を広く考えすぎない 

 

つらく感じてしまわれる方は責任感が強く、どうしても自分の責任の範囲を広く捉えてしまいがちです。

「私にもっと力があれば防げたことなのではないか」

「私があの時気が付けていれば」

人間ですから限界は全員にあります。

 

その範囲を超えて責任を負うのは必ず破綻します。

 

誰が対応しても同じ結果になるようなことはどうしてもあります。

そのすべての責任を負う必要はありません

 

今も抱えてしまっているものはなかなか手放せないかもしれませんが、それはもしかしたら他の誰かが抱えるべき責任だったかもしれないことは少しだけ考えてみてください。

 

そして、少しずつで良いので責任を切り分けて、他の誰かに渡してあげるようにしましょう。

 

とても難しいことですが。あなたがあなたのために人生を楽しむためにはどうしても必要なことです。

 

5.医師免許は「つぶしが利く」

 

今のあなたの辛さをどうすべきか考えましょう。

 

医者をやめたいという気持ちがあるのであれば、私は一度医者をやめてしまうことをおすすめします。

 

よく「医者はつぶしがきかない」なんて言葉を聞きますが、医師免許ほど融通がきいて色々な稼ぎ方のある免許はないと思っています。

 

医師免許さえ持っていれば何科になっても良いなんて普通は考えられないことです。

そして免許の更新は必要ありません。

 

これほど出来る範囲の広い免許を終身持てることが確定しているんですから、医者をやめたらもうダメなんてことは全くありません。

 

いつでも戻ってこれますし、戻ってこなくたって良いんです。

 

病院で勤務することが全てではありません。

医局に所属して研究をすることが全てではありません。

医師免許というのは、とても自由に働くことが出来る資格なのです。

 

これは初期研修の方でも同じです。

 

そして、たとえ初期研修を修了出来なくても、医師として働くには全く問題ありません。院長職に就くことはできませんが、でもそれだけです。院長になる医師は病院に一人居れば良いのですから、その一人にならなくとも全く問題はありません。

 

平成27年~平成29年での調査では初期研修医の1.2%が研修の中断を経験しています。100人居たら1人は研修を中断しているのですから、頻度としてはとても多いです。

 

そして、全体の0.8%は研修を再開せず未修了者です。未修了の医師でも当然医師免許はあります。医師免許を使ってお金を稼ぐことはできるのです。

 

一旦離れてみて、もう一度別の病院で研修を再開することも可能だと思います。

絶対に今の病院にしがみつかなくても良いのだということは知っておいてください。

 

6.仕事っていったいなんだろう? 

 

あなたにとって「仕事」とはなんですか?

 

いろいろなものが思いつくかもしれません。

 

自分自身のアイデンティティと真っ先に思いつく方もいらっしゃるでしょう。

でも、もしもそれで嫌になっても手放せないのであれば、その考えはやめてしまった方が良いです。

 

 

とてもドライな言い方をすると、「仕事」とは契約であり、「労働」の対価として「金銭」を得る行為です。一番の基本の部分はここです。

 

そして「労働」と「金銭」は等価であるべきです。

少なくとも労働者としてはそうあるべきだと思います。

 

雇用者はどうしたって、少ない「金銭」でなるべく多くの「労働」を得たいと考えます。バランスをとるためには労働者はなるべく少ない「労働」でなるべく多くの「金銭」を得たいと考えて至極真っ当なのです。

 

「労働」と「金銭」を結び付けないよう「金銭」にあまりこだわらない事を”美徳”とするのは、明らかに雇用者の論理であり、雇用者の戦略なのです。

 

バブル期の日本は終身雇用で、年功序列でしたから黙っていても、満足のいく「金銭」が得られるような環境でした。しかし、今は日本という国に以前の勢いはなく、国家財政と密接に関わる診療報酬も減らされる方向に来ています。

 

徐々に自分の身を自分で守っていかなければならない事が増えていきます。

 

医局に所属していることのメリットデメリットも大きく変化してきています。

 

ずっと医局に所属されていると、そのメリットデメリットを客観的に見ることはできません。もしも医局に所属していない同科の知り合いの方がいるのであれば是非聞いてみてください。

そういった方が居なければ、最悪転職サイトのエージェントに聞いてもいいかもしれません。転職を進める立場ですからデメリットしか言わないかもしれませんが、外からの評価を聞くことで見えてくる部分はあります。

 

情報とは力です。

情報を集めて、まずは今のご自身の感じている辛さがどこから来るのかを突き止めましょう。

 

辛さの原因が今いらっしゃる環境なのであれば、何はともあれ離れましょう

 

失うものがあったとしても、人生における「仕事」の立ち位置は突き詰めれば、「労働」の対価としての「金銭」です。

たとえ、名声が得たいから離れたくないと考えたとしても、人生を楽しむという一番大事なものを失ってまで得るものではありません。

 

 

とかく狭い環境で情報が遮断されて過ごしていると、それだけが全てだと感じてしまうものです。

 

まさに井の中の蛙が空が丸いと思い込むようなものですから、まずは外が見えるように移動したり、せめて外を知るものに話を聞くことが必要です。

 

外を見てもなお、井の中に価値を見出せば戻ればいいのです。

 

同じ井の中に戻らずとも、違う井も吟味した上で、ご自身にとって一番メリットのある井を選べばよいのです。

その時には外を見た経験や違う井に居た経験は絶対に無駄になりません。

 

私が転職をした時には、転職サイトに登録をして周囲の情報を集めることから始めました。転職エージェントの方もご職業柄かお話を聞いてくださるのが上手なので、気持ちが軽くなったのを覚えています。そしてスポットバイトを利用して現場の情報を収集してから、転職しました。良い転職が出来たと思っています。仕事は「契約」ではありますが、人生の多くの時間を過ごす場所でもあります。ぜひつらいままにせず、もっと楽しんで仕事が出来る環境を探してみてください。

 

よろしければ以下の記事から登録してみてください。

医師のアルバイト・スポット勤務探し サイトはこの3つで決まり - 医師による医師のための資産運用サイトのようなブログ

 

 

最後に

どうしても辛いのであれば、メールでよろしければ相談に乗ることが出来ます。

まだ11年目の、ただの地方の精神科医ですが、少しでもお力になれればと思っています。

 

psychorodr@yahoo.co.jp にメールをください。

少し時間はかかるかもしれませんが、必ず返信します。

つらい時には誰かに話すだけでも頭の中が整理されたり、客観視が出来るものです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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